子供たちによる「バケツリレー」や小型可搬ポンプの運用に加え、今年の注目は「スタンドパイプによるデモンストレーション」。
消火栓にスタンドパイプ(消防団所有)を直接つなぎ放水します。(写真上)
この消火法はとりわけ木造密集地域においては有効といわれるのですが、懸念は水圧について・・・動力を使用せず、消火栓の水圧だけでの放水なので その威力がやはり心配でした。
小型可搬ポンプと遜色ない放水力を確認することができました。(写真下)
これには消防団の皆さんもびっくりで、「いい経験になった。」とのこと。
運用上の課題といえば、消火栓の蓋(ふた)の開閉とホースをつなぐことぐらいで、これも慣れれば問題なく・・・多少訓練をすれば少人数での運用が可能だと実感しました。
とてもいい経験になりました。
ご協力頂いた本郷消防署根津出張所の職員の方々や本郷消防団第5分団の皆さんには心から感謝です。
聞くところによると、スタンドパイプおよびホースの購入費用は約20万円ほどだそうで、町会単独での購入にはややハードルが高いものと感じます。
東京都や文京区としての購入助成ができないものか、今後 関係機関に対し積極的に働きかけていきたいと思っています。