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2012年04月27日

無罪でも・・・。(ダメーージ大きく)

DSC02790小沢一郎民主党元代表の無罪判決が出て、一夜が明けました。

まずは「無罪」を勝ち取ったものの、国民の間でも必ずしも歓迎ムードでないことやマスコミの論調も厳しいことには、若干の空しさを覚えます。

振り返って、当時政権与党の幹事長であった小沢氏の事務所に突然に強制捜査が入ったのが1昨年の1月・・・以来2年間、ご本人が被告としてこうむった「不利益」はあまりにも大きく、民主党に与えたダメージも計り知れないものがありました。

今回の裁判では、政治資金規正法の不備や検察の捜査のありかた、また検察審査会制度の是非などについて一石が投じられましたが と同時に、日本では刑事被告人になること自体が大きな不利益がもたらされることが小沢氏の起訴により、一層明らかになったのでは・・・?と私自身感じているところです。

日本では刑事被告人イコール犯罪者というイメージがあまりにも強すぎると思われます。

特に小沢氏のような当時日本の政治の中枢にいた政治家を起訴するという意味では、ご本人のダメージ以上にこれからの日本の政治に大きな影響をおよぼしかねない重大な事案だったと思います。

無罪を勝ち取っても小沢氏のグレーなイメージは払しょくできず、今後の話題は小沢氏復権による民主党の混迷→消費税法案成立の可否→政局へと一気にマスコミの関心は移っていくようです。

そんな こんなと 多くの問題を抱えながら またダメージも引きづりながら わが民主党も次なる暗雲の中を進んでいかざるを得ない状況です。

依然 厳しい道のりが続きます・・・。

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