高齢者や障害者の財産を守り、生活をサポートするために作られた「成年後見人制度」をめぐり、そのサポート役である後見人などを務めた親族等が不正に着服した額が、昨年度の10か月間で少なくとも全国で総額18億3000万円にも上ることが今朝の新聞報道で明らかになりました。
最高裁が実施した調査によって明らかになったもので、昨今は不正により後見人が解任されるケースも増えているようです。
全く、本末転倒な話しでとても残念に思います。
幸い、わが文京区においてはそうした状況は今のところ見受けられませんが、今後 制度を確実なものにするためにもしっかりチェックしていかなければと思っています。
尚、実際に制度を利用するためには、家庭裁判所等に所定の手続き(申立)が必要になりますが、現在お困りの方は、文京区社会福祉協議会(あんしんサポート文京)が相談窓口になっていますのでご利用ください。
社会福祉協議会(権利擁護センターあんしんサポート文京)
文京区民センター4階Tel3812-3156