審査も4日目に入り、折り返し地点を迎えました。今日は主に歳出・区民費・経済産業費について審議。私は中小企業対策や産官学連携などについてをテーマに質疑に立ちました。
質問および発言の趣旨は以下の通りです。
〇産官学連携支援について
産官学連携については工業マッチングのみならず、大学と地域との連携などの新たな方向性も目指すべき。その意味では東京大学が本年「開かれた大学」を目指し、学内組織に文京区との連携を目的とした「文の京担当課」が設置されたことは大きな前進で、こうした窓口と区がしっかりスクラムを組みながら東京大学との関係を一層強化し、産官学および地域連携を進めていくべき。
〇商店街による会社・NPO法人設立補助について
本郷商店会が中心になって設立されたNPO法人「街ing本郷」については、地域貢献型NPOとして様々な事業に熱心に取り組み、成果を挙げている。今後も地域コミュニティを担うNPOのモデルとして捉え、区としてもサポートしていくべき。
〇中小企業エコサポート事業・経営セーフティ事業について
いずれも22年度新規事業でエコサポート事業は事業所の省エネ改修への補助・経営セーフティ事業は「経営セーフティ共済」への加入促進のための補助事業。エコサポート事業については対象事業所1件あたりの助成限度額が100万円と高額に上るので、改修の成果であるCO2削減効果や経営面でのコスト削減についての実績を挙げること。
経営セーフティ事業については実績が挙がらない実績を踏まえて、スクラップアンドビルドの観点からも今後の方向性をはっきりすること。
17:00 閉会
今日も白熱した議論が展開されました。
決算審査特別委員会は、連休を挟んで来週いよいよヤマ場を迎えます。