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2011年09月21日

子供手当・保育園入所基準指数改正など。(文教委員会)

1委員会室10:00 文教委員会が第1委員会室(写真上)にて開会。

私は委員ではありませんが開会時より傍聴。

今日は区側より7件の報告事項、議案審査が5件、 請願審査2件と盛り沢山の内容でしたがその中でも、ポイントとなった「子供手当」と「保育園の入所基準指数の改正」 の2点について報告します。(ちょっと長くなりますが・・・)

○子供手当について

この10月より施行された「子供手当の支給等に関する特別措置法」により支給額が変更。

● 0~3歳未満 13,000円 → 15,000円

● 3~小学生(第1子・第2子) 13,000円 → 10,000円

● 〃 (第3子) 13,000円 → 15,000円

● 中学生 13,000円 → 10,000円

・ 文京区における支給対象児童数 約20,400人

・ 給付見込み額 約9億3,300万円(10~1月・4か月分)

課題は来年度以降にまた制度変更が予定されていること。民・自・公の3党合意に基づき、所得制限などが導入される見通しです。政治の混迷により子供たちや子育て世代に直接影響が出てしまうことは、 とても残念です。また、 文京区における保育園や幼稚園の保育料や学校給食費等の天引き徴収については導入に向け検討中とのこと。

○ 保育園入所選考における指数の見直しについて

① 基本指数についての改正

・ 父母のそれぞれに基本指数を配し合算することにより判定。ひとり親世帯は、配偶者相当分として10点を加算。

・ 就労継続期間については申込み月の初日時点で3ヶ月以上の実績があることを基本とし、 それを超える継続期間の規定については廃止とす る。

・ 障害重の用件に、 精神障害者保健福祉手帳1~3級を加える。

・ 求職活動を開始しようとする者に対しては、 緊急一時保育の利用条件の拡大などにより需要に応えていくこととし、就労内定・求職中および自営協力予定者の指数を5点に引き下げる。

② 調整指数についての改正

・ 申し込み児に障害がある場合は、 指数を2点に引き上げる。

・ 申し込み児のきょうだいに障害がある場合を調整指数加算の対象とする。

・ 求職中で一定時間以上の勤務条件で採用内定となっている場合は指数を1点加算する。

③ 優先順位についての改正

・ 「(基本指数表の)基本類型順」を追加する。

・ 障害加算を分割し「障害①(申し込み児)」 「障害②(保護者または申し込み児のきょうだい)」の順とする。

・ 「多子①(認可保育園在園)」または「多子② (小学校3年生までのきょうだい)」の加算があるものの内、 対処となる子供の人数が多い方を優位とする。

来年4月入所申込者への選考から適用するとのこと。委員会の質疑では今回の改正を評価する声が多く,今後の課題としては自営業者や多子家庭への対応の声が寄せられました。

17:10 委員会室を退席。(17:30には文教委員会は全審議日程を終え、 閉会)

2011092118065418:00 東京日韓親善協会創立35周年祝賀会に出席。

台風真っ只中ではありましたが、 会場となった上野精養軒には200名以上の出席者が集い、盛大なパーティーとなりました。

文京日韓親善協会からは煙山 力会長をはじめ10名が出席。

私も同協会事務局長であり、文京区議会では日韓友好議員連盟の会長も務めています。

これからも日韓両国の友好と文京区における両国民の交流に全力を尽くしていく所存です!!

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