写真は今日の夕刊紙の記事・・・「世界初 血液検査でがんが分かる」という見出しです。
以前より噂には聞いていましたが、夕刊紙とはいえこうしてマスコミの記事として目にするのは私も初めてです。
記事によると何でも検査方法は金沢大学医療保険研究域医学系の金子周一教授らが2年前に発見したもので、現在医療ベンチャー企業が受託、この8月中旬には九州と金沢のクリニックでスタートしたとのこと。
検査では消化器がんの有無を血液内の遺伝子(RNA)の働きの変化で判別、2.5CCの血液で、1週間ほどで結果がわかるそうです。
国内の臨床試験ではがん患者を100%、健常者を87%の確率で判別、大腸・胃がんなど部位別でも7割近い制度で判別できたそうです。
課題はあまりに微小ながんまで「陽性」判定されることや、検査代が6万円以上(公的保険対象外)かかることなどですが、本格的に実用されれば日本のがん検診のあり方を大きく大転換させることにもつながると予想されます。
がん検診の推進は私にとっても重要テーマのひとつです。
今後の動向をしっかりと注視していきたいと思っています。