写真は区役所区民部経済課が発行している広報誌「ビガー最新号」。
区内中小企業等の景況について、今年6月に区内各事業所に面接調査した結果が掲載されています。
調査の結果は、製造業・卸売業・サービス業・小売業・不動産業などすべての業種が不調・・・。
特にサービス・小売り・不動産業では一層悪化してが続いているとのこと。
長年に亘る景気の低迷にあわせて東日本大震災や昨今の円高などの影響を、もろに受けた状況と思われます。
それにしても、世界経済そのものがどんどん手詰まり感の様相を呈してきているように思います。
IT化やグローバル化が進むのはいいけれども、マネーゲームが行き過ぎ、雇用の場がなくなり・・・イギリスの深刻な状況は決して私たちにとっても「対岸の火事」ではないのでは・・・?
かつての「ものを作り・売る」ことによって利益を得る、そして雇用の場もつくるといったような「根本的な経済の仕組み」はなんだか崩壊しつつあるように感じます。
この閉塞感・・・いったいどうしたらよいのでしょうか・・・?
一自治体での景気対策では限界を感じます。