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2011年06月28日

絶対高さ制限導入へ!!(建設委員会)

10:00 建設委員会が開会。

 今日の委員会における主たるテーマは「絶対高さ制限を定める高度地区の指定」について。

 絶対高さ制限の導入については、成澤区長の諮問を受け文京区都市計画審議会で検討の後、 去る3月15日に了承する旨の答申が出ました。

○ 指定方針の主なポイントは以下の通り。
1.指定区域は原則、区内全域。但し第一種低層住居専用地域や高度利用地区などは対象外とする。

2.絶対高さの導入により、既存不適格となる建築物の建て替えや地区計画が定められる場合等においては、特例を適用する。

3.絶対高さについては都市マスタープランや都市計画に定める用途地域を踏まえた標準的な建築計画において、 指定容積率が活用できる高さを指定する。

 絶対高さの導入については、区民からも様々な意見が寄せられています。また、区内各地で周辺から過度に突出した建築物が出現し、 住環境や景観の保全などをめぐり、近隣住民との間で建築紛争も生じている現実もあります。

 そうした現状を踏まえて、今後文京区らしい町並みや景観を守っていくこと。 また近隣における無用な紛争や対立を回避するという点でも、絶対高さを導入することについては私も賛成の立場です。

 今回の指定方針については対象外地区や特例が設けられることについて議会の中でも批判の声もでていますが、 当然区民の財産権については守られなければなりませんし、地域住民の意思として決定される「地区計画」 等についても尊重されるべきでありますので、特例の適用についても充分理解できるものと思います。

今後は、区としての素案を策定するとともに来年3月ごろまで充分期間を設けて区民への説明を進めていくとのことです。

○その他 区側からの報告事項
・景観行政団体移行に向けた景観計画の策定について
・耐震改修事業の進捗状況について
・市街地再開発事業の進捗状況について
・22年度放置自転車対策状況について
・国とその他の工事状況について
・区内の放射線測定について

いずれも重要な区政課題でもありますので、後日このブログでも順次ご報告したいと思います。

 

 

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