昨日の新聞記事から・・・。
東日本大震災の津波で、全児童の7割近い74人が死亡・行方不明になった石巻市大川小学校で、 保護者への説明会が開催されたとのこと。
私もつい先日、現地をこの眼で見てきたばかりです。
河口から4kmも離れたこの場所で何故このような悲劇が起きたのか。全てが想定外だったとは思われますが、 あまりにも悲しすぎる現実です。
堤防道路に避難するか、裏山に上るか・・・。判断が難しい状況だったことは、私も現場に立ってよくわかりました。
確かに堤防道路は高いところにあるのですが川側にあるので被害は免れなかったと思うし、 山側は斜面もきつく木も多いので小さな子供が上るには厳しかったかも知れません。
いずれにしても津波を想定した避難マニュアルが確立していなかったことは致命的だったといえます。
多くの尊い命が犠牲になったことを、決して忘れることなく、そして二度とこうした悲劇が起こらないように、 特に子ども達の守っていくという視点での万全の防災対策を今後講じていかなければなりません。
わが文京区においても今後想定外を想定していく取り組みも求められると思います。