3月11日の大震災では、幸い建物の損壊などの大きな被害は見受けられませんでしたが、 私の地元である千駄木・根津地区では古いブロック塀が倒壊しかかったり、屋根瓦が崩落したりなどの事態が数多く生じました。
ともすると大きな人的被害にもつながりかねません。
そうしたなか私も地域の皆さんからの相談を受け、危険なブロック塀については所有者の皆さんに働きかけ、 改修をお願いしてきたところです。
有り難いことに、ブロック塀所有者の方々にも快く協力も頂き、現在千駄木・ 根津地区のあちこちでブロック塀改修が自主的に行われています。
この震災の教訓として、地域の危険箇所については予め私達住民ひとりひとりが確認しておかなければなりません。
また、危険なブロック塀の改修や屋根瓦の崩落防止については、区が率先して所有者に働きかけていくことも大切で、 今年度予算化された「耐震改修促進事業」なども活用しながら町の防災性を高めていくべきと思います。
そうした点については、今回の区議会定例会での私の代表質問で取り上げていく予定です。