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2011年03月08日

福祉・医療など重要課題について審議。(予算審査4日目)

10:00 予算審査特別委員会(第4日目)が開会。

 予め予定していた日程を約1日遅れています。今日は産業経済費・民生費・衛生費などについて審議。

今日の質疑のポイント・意見要望(抜粋)は以下の通り。

○中小企業向け融資あっせん事業における、経営相談については区民が充分に活用できるようPRに努めること。

○稲城市が進めている元気高齢者がボランティアに参加した場合にポイントを付与する「いきいきポイント制度」を文京区でも創設し、 元気高齢者を支援すべき。

○特養老人ホームなどの福祉施設等、建設候補地となる国有地(約10ヶ所)・都有地については活用を積極的に検討すべき。 とりわけ小石川郵便局裏の都有地については障害者のためのグループホーム・ケアホームとしての整備を進めることも視野に入れるべき。

○借り上げ区民葬祭場「興善寺」については利用率が落ちている。 密葬や少人数葬が増加している実態を踏まえて今後の対策を検討すること。

○高齢者いきいき入浴事業については来年度対象者を65歳に引き上げてもなお、事業規模が増加している。今一度その目的を明確にし、 利用者や浴場組合等など関係者からも意見を聞きながら事業を進めていくこと。

○障害者就労支援センター事業については、今年度も22名の就労実績を残すなど高く評価する。今後も民間NPOの協力等も得ながら、 実績を挙げてほしい。

○保育園待機児対策については、昨年度134名・ 今年度216名と2年で約350名の定員枠の拡大を図ったが来年度の待機児は今年度並(100名超)に・・・(4月確定)。 定員枠を大幅に増やしても待機児が解消しない実態が明らかになった。 厳しい状況が当面も続くと思われるが今後も引き続き待機児解消に向け努力されることを要望。また保育園の入園基準となる指数(点数) についても実情に合わせた見直しを。

○放課後全児童対策事業については汐見小学校においてモデル実施されているが、同校内育成室との住み分け等の問題などが生じている。
住み分けも大事だが、と同時に協調も必要であると考えるので、今後の課題として捉えて頂きたい。

○地域医療連携の推進については、救急医療から在宅医療へのスムースな移行に向け、 かかりつけ医や後方支援病院の役割を明確にするとともに、他の自治体でも導入されている「在宅療養手帳」の活用を検討してはどうか?

○飼い主のいない猫対策(去勢)事業については、協働協冶の観点から協力員や普及員の増員を図り、事業の充実を!

などなど・・・。

17:00 閉会 今日は区政の重要テーマが審議の中心であったので、各会派 委員より活発な質疑や意見が開陳され、 内容の濃い委員会審議になったと思います。
 

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