10:00 建設委員会(第1委員会室)に主席。
区側より文京区都市マスタープランの改定について、ほか6件の報告事項があり、各々質疑が交わされました。
都市マスタープランについては都市計画法に基づく「まちづくりのガイドライン」として各自治体において策定されているます。 今回の改定では、まちの魅力の継承や地域社会の変化への対応、また地球温暖化への対応などが新たな課題として設定されました。 改定作業は今後も続き、検討連絡会・協議会の検討を経て区が最終的に案を策定し、来年3月には改定が実現するとのことでした。
また、昨今の区内における建築物の高層化を巡り、近隣紛争も生じていることを受け、 これまで区内2地区限定して設定されていた「絶対高さ制限」を原則区内全域を対象に拡大していく方向性が示されました。
今日の報告では「絶対高さ制限」を定める位置づけと目的、対象地区、指定方針、特例の適用などについてが説明されました。
今後は、パブリックコメントや都市計画審議会での審議を経て来年6月には再度この建設委員会に最終報告があるとのことです。
絶対高さ制限の地区指定拡大には私も賛成の立場です。
建築紛争の未然防止というばかりでなく良好な景観や町並み形成の視点からも、進めるべき施策であると思っています。
今日の質疑のなかでは、財産権についてや、特例の適用などについても議会側より投げかけられました。
課題はまだあろうかとも思いますが、今後都市計画審議会などで引き続き検討を進め、
実効力のある且つ公平性が担保された内容へと詰めてもらいたいと思っています。