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2010年05月31日

「見えるエコポイントシステム」(特集 その1)

  過日、東京ビッグサイトの環境展を視察してきた際のことを「特集」 でお伝えしたいと思います。

 写真は三重大学と民間会社の「官民共同」で開発されたリサイクルシステム「見える エコポイントシステム」。

 リサイクルコンテナ型の古紙や雑誌などの新たな回収システムです。

 システムの中味ですが・・・まずは回収コンテナ(写真上)に古紙や雑誌などが搬入されると即座に重さが計量されます。

 次に、コンテナ横に備え付けられているモニターに持ち込み者が携帯電話(もしくは登録カード)を かざせば(写真下)重量に応じた 「エコポイント」が端末やカードに蓄積できる仕組みになっています。

 あわせて、モニター(タッチパネル)に表示される簡単な質問(徒歩で来たか?車で来たか?など)に答えることにより、 持ち込み量に対してどれだけCO2が削減できたかも計算表示され知ることができるというスグレものです・・・(ビックリ)!!

 既に三重県の四日市市では供用が始まり、 市内数箇所のスーパーマーケットの空きスペースにこのシステムが導入設置されていると聞きました。

 市民にとってはポイントをショッピングに利用できるという点と環境教育・啓蒙活動に資するというメリットがあることや、 一方設置者であるスーパー側にとっても、集客に大きな成果が挙がったとのこと・・・また回収された紙類は売却、 それらがポイントの財源になるとのことでスーパー側の金銭的な持ち出しもほとんど無いとも聞きました。

 すごく画期的なシステムだと思います。

 明日へ続く・・・・。

 

 

 

 

 

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