写真は第4回 文の京(ふみのみやこ)文芸賞で見事受賞作に選ばれた竹本喜美子さん作「甕の鈴虫」 (講談社)。
昨日、東京ドームホテルにてその受賞式が行われました。
昭和30年代の信州の寒天屋さんを舞台に、古き良き日本の風景を描写した素晴らしい作品であるとお聞きしました。
作者の竹本さんは文京区民ではありませんが、お茶の水女子大出身だそうです。
残念ながらこの文の京文芸賞は今回で休止となるため、これが最後の受賞作となりました。
昨日の受賞式には私も出席させて頂きましたが、選考委員である加賀乙彦氏・奥本大三郎氏・沼野充義氏も講評では絶賛。
竹本さんがこの受賞をステップに大きく飛躍されることに大きな期待が寄せられていることがわかました。