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2009年12月03日

どうなる区民保養施設・・・?(総務区民委員会)

10:00 総務区民委員会が第1委員会室にて開会。

 来年度の重点施策についてや福祉・教育センター建て替え検討委員会の設置、地域活動センター等検討委員会最終報告など、 区側からの報告事項は合計11件と盛り沢山で、内容の濃い質疑が交わされました。

 私が注目したのは、区民保養所「強羅文の郷」と山村宿泊体験施設「湯之谷やまびこ荘」について・・・。

 両施設とも区民に長年親しまれてきた宿泊施設です。

 しかしながら、昨今両施設ともに区民利用者が減少していることや、維持管理経費の負担増、施設・ 設備の老朽化などが事業を運営していく上での大きなネックになっていることも事実です。

 そうした背景より、今年度「2施設のあり方検討委員会」が設置され検討が進められてきたところですが、 今回議会に報告された中間のまとめにおいては・・・

○強羅「文の郷」については建物は廃止し、土地は売却又は貸付けする方向で検討することが望ましい。

○湯之谷やまびこ荘については民営化の可能性について、施設がある新潟県魚沼市と十分に意思疎通を図りながら検討を進める。

 との厳しい方向性が示されました。

  保養施設等については廃止をする自治体も増えています。 国民のライフスタイルの変化やレジャーが多様化しているという現状からするならば、この方向性も妥当なのかも知れません・・・。

 結論が出るのはまだ先とのことですが、区民のニーズや財政事情、 また代替策の検討などを含め今後総合的な判断が求められると思います。

 

 

 

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