写真上は根津2丁目あいそめ大通り沿い街区の風景。
以前は老朽家屋が(写真下)建ち並んでいましたが、このたび解体作業が行われ更地となりました。
防災上の危険は取り除かれたものの、大正から昭和にかけての古き良き街並みがまたひとつ消滅しました・・・。
根津地区では現在区民参画のもとに「根津まちづくり計画」の策定が進められています。
その最大の論点はは、防災上の安全確保と下町らしい街並みの保存という いわば二律背反する課題の克服です。
この更地にも近いうちに新たな建築計画が明らかになると思われます。
その意味においては、 時間をかけている暇はありません。
このように難しい局面に立たされている下町地域ではありますが、 今こそ住民の知恵と行政の手腕でこのまちの再生を図っていかなければなりません。