今日のテーマは国民のあいだでも関心の高い「年金問題」について・・・。
民主党マニフェストの年金問題への対応は、最初の2年は「消えた年金記録問題」への集中対応(2000億円)、 後半2年で新しい年金制度確立に向けての制度設計という工程になっています。
新しい年金制度のスタートは4年後以降に・・・。
新しい年金制度についての民主党の主張は以下の通り(ポイントのみ)。
1.現行年金制度(国民年金・厚生年金など)を一元化し、どういう働き方(サラリーマン・自営業など)でも公平な制度を作る。
2.最低保障年金(月額70,000円)+所得比例年金(所得からの積み立て分)の2階建て制度とする。
3.「納めた保険料」「受け取る年金額」をいつでも確認できる「年金通帳」を全ての加入者に交付する。
4.最低保証年金は税金でまかなう。また高額年金受給者については最低保証年金の減額(5万円・3万円・・・)制度を設ける。
などなど・・・。
現行の国民年金制度については、20代世代の約半数が保険料を納めていないなど制度上の破綻が露呈しています。
民主党では、1円も保険料を納めなくても国民一人当たり月額70,000円は保障するとともに、生涯いくらかけたか? そのかけた金額で受給額が決定する所得比例年金を上乗せすることで公平感と安心感を高めていく・・・ そんな新らしい年金制度作りに全力を尽くしていきます。