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2009年07月23日

ギャンブルからレジャーへ。(東京シティ競馬を視察)

16:00 東京シティ競馬(大井競馬)を文京区議会で視察、区議会議員18名が参加しました。

 同競馬の経営母体は23区特別区で、毎年収益の一部が23区に分配されます。

 文京区への分配金は2億4000万円(20年度)。

 東京ドームシティ内に場外馬券売り場オフトが設置されていることもあり、23区では競馬場のある品川区に次ぐ金額です。

 自治体の財源をギャンブルに依存することに対しては根強い反対もありますし、 事実文京区では東京ドームでの競輪復活には反対の姿勢ですが、大井競馬については、 ギャンブルという感覚よりもレジャー的志向への転換が位置付けられていることや、 これまでの歴史的経緯を踏まえるならば文京区においても従来通り容認する姿勢でいますし、私もそうした姿勢を支持しています。

 実際、競馬場に足を踏み入れてみてもかつてのようなダーティなイメージはなく、イルミネーションやレストランなど飲食店も充実、 夏休みには子供向けのイベントも開催されるとのこと。

 課題は入場者数が増えている反面、売り上げは減少していることで、一人当たりの馬券購入金額も年々減少しているようです。

 現状の方向性から言えばやむを得ないとも思われますが、 現場で経営に携わる特別区競馬組合も工夫を凝らして売り上げ向上への努力を続けてます。

 今後の手腕に期待したいと思います。

 

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