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2008年10月01日

自転車対策は大きな課題・・・?(決算審査特別委員会 2日目)

10:00 決算審査特別委員会第2日目が再会。

 各会派による総括質疑も終わり、今日から決算書(主要施策の成果)に基いた具体的な審議がスタートします。

 今日は主に歳入についての審議が行われました。

 特に注目を浴びたのが放置自転車や駐輪場確保などに関する、「自転車対策」。

 我が会派からも松下純子委員が質疑に立ちました。

 撤去された放置自転車(写真) については保管所において2000円を手数料として徴収した上で持ち主にお返しする仕組みになっていますが、 実際に撤去に要する費用は4500円で、1台あたり2500円が税金による持ち出しになっています。

 ちなみに19年度決算では、使用者から徴収する手数料2000円×7201件(台)=1400万円の歳入に対し、 歳出である放置自転車撤去費用(業者への委託費)は約4500万円で、差し引き約3100万円が区の持ち出しです。

 松下委員はそのことを指摘した上で、区が行っている放置自転車対策キャンペーンなどで「1台あたり4500円の撤去費用を要する」 という実態を周知し、税金の無駄遣いを抑制すべく、使用者のマナー向上に訴えるべきと提案しました。

 また他の会派からも自転車対策については、駐輪場の整備などについて強い要望が寄せられました。

 自転車に関するマナーなどは日頃は意識することの少ない私達ではありますが、 それらを巡ってこうして多くの税金が投入されていることについては、区民一人ひとりがしっかりと認識していくべきものと思っています。

 17:00 一般会計歳出、総務費(総務管理費・企画費)の審議途中で時間切れにより閉会。

 明日は休会とし、明後日再び委員会を再会することとなりました。

 

 

 

 

 

 

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