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2008年04月22日

400億円追加出資にNO!!(増子ひろきレポートより)

 民主党 増子ひろき文京支部長の「都議会レポート」が発行されました(写真)。

 今回の大きなテーマは「新銀行東京への400億円追加出資」について・・・。

 もちろん都議会民主党は「反対」を表明しました。

 予算委員会での討論の趣旨について同レポートにも掲載されているので全文をご紹介させて頂きます。

○予算委員会「討論」の趣旨。
 これまでの質疑で追加出資に賛成できる答弁が得られたとは言えない。よって都議会民主党は「反対」という結論に達した。

 石原知事は、旧経営陣に責任を転嫁し、 発案当時のマスタープランが過大っであったことやスコアリングモデルをはじめとしたビジネスモデルが破綻したことの責任についても一切認めようとしなかった。

 また旧経営陣の任命責任や金融情勢全般の判断を見誤った責任、 経営の悪化に対して迅速に対策を講じてこなかった責任などを自覚してきたのかについても明確に答えていただけなかった。

 知事は同じ理由で他の金融機関への出資はしないとしており、結局は自分が作った銀行だけに税金をつぎ込むという、 まさに知事のメンツだけの追加出資といわざるを得ない。

 私達は、都民に一番負担が少ない形での撤退を早急に対応すべきと主張してきたが、日銀考査の結果や金融庁の検査を踏まえ、 本気で受け皿機関を模索することが求められている。

 また新銀行東京に400億円を投入するより、年間15万件、2兆円の保証承諾を行っている制度融資の中で工夫を凝らし、 資金供給を充実させていくとともに、金融機関の中小企業への貢献度などを評価し、 公開する金融アセスメント制度を充実させることがより効果的と考える。

 以上

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