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2008年03月17日

音声読み上げ装置等、導入へ!(予算審査5日目)

10:00 予算審査特別委員会が再開。

 予算審査もいよいよ大詰めです。審議は予定より丸々一日遅れています。果たして取り戻せるでしょうか・・・?

午前中、障害者福祉対策について私が質疑に立ちました。

 「盲人用音声読み上げ装置」の導入ほか障害者のコミュニケーションなどについての整備費が今回初めて予算計上されました。

 私が厚生委員会など機会あるごとに取り上げ、要望し続けてきた案件なので 本当に嬉しく思っています。

 盲人のコミュニケーションツールとしてはこれまで「点字」が主流であったことは言うに及びませんが、 盲人の点字識字率は年々下がっています。全国レベルでは10%前後というのが現状です。

 正直言ってちょっとビックリする数字です。

 そのような観点から考えるならば、最新技術を駆使した「音声読み上げ装置(写真)」の普及は時代の趨勢ともいえるでしょう。

 ポイントは2点あると思います・・・。
①読み上げ装置を普及させ、新たなコミュニケーションツールとして盲人の方々に 広く 日常的に使ってもらうこと。
②役所が発行する通知文書や広報などを可能な限り音声コード化し、読み上げ装置の利用促進を図っていくこと。

 この2点を同時並行的に進めていくことが必要だと区側に提案しました。

 町田市では市報がすでに音声コード化されています。また千葉県我孫子市では民間レベル(スーパーのチラシなど) にまで音声コード化が進んでいると聞きました。

 文京区の今後の対策については当事者である盲人の方々の意向を聞きつつ進めていくとのことです。

 今回の予算は100万円程度ではありますが、皆で知恵を絞って効果的に活用することで啓蒙や普及が一気に進むことと期待しています。

 私も積極的に関わっていきたいと思っています。

 

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