写真は滋賀県大津市が発行している子育て支援ハンドブック「大津っ子」。
昨日視察先にて、もらってきました。
A4版で50ページという構成で、子育てに関する相談をはじめ・手当て・制度、保育園・幼稚園・児童館、公園・緑地に至るまで・・・ 子育て世代が必要な市政情報がこの1冊にまとめられているというスグレ本です。
大津市では毎年このハンドブックに予算措置をし、必要な部数を配布しているとのことです。
文京区でも「私の便利帳」という区民向けの区政情報冊子を隔年で発行していますが、 こうしてターゲットを絞っての情報冊子は私の知る限り見たことがありません・・・。
表やイラストでのわかりやすい記載やQ&Aなどもも盛り込まれており内容も大変評価できるものになっています。 市が全庁を挙げて子育て支援に力を注いでいる姿勢が強く感じ取れます。
予算上の問題もあるかとは思いますが、 文京区においてもこうした子育て支援に関する総合的な情報収集ツールがあってもいいのではないかと考えます。 ハンドブックのようなマニュアル本でも、ネットを使っての情報提供でもいいでしょう。
「区報でお知らせします。」みたいな画一的な手法から脱却し、 ターゲットを絞った情報提供ツールのあり方についても今後検討していくべきでしょう。