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2007年06月25日

放置自転車の行方・・・?(建設委員会から)

午後、建設委員会を傍聴。私たち民主クラブからは山本一仁・ 高山泰三議員の2名を建設委員会に送り出しています。また山本氏は今回委員長に抜擢。

 今日は区側の報告事項に対し、放置自転車対策について高山議員が質疑に立ちました。

放置自転車対策については以前この日記でもご紹介しましたが、今や区政における大きな課題のひとつでもあります。

 現在、撤去された放置自転車のうち持ち主に返還されるのは60%で、残りの約40% にあたる約4000台の放置自転車が毎年業者委託により廃棄処分になっています。(写真は東大前駅・自転車駐車場)

 ちょっとびっくりする数字です。

 警告作業や2か月分の保管業務、廃棄にかかる経費も年間合計約2000万円とばかになりません・・・。

そこで「こうした廃棄処分になる自転車を鉄くず資源として売れないか?」というのが高山議員の提案。

 きわめて真っ当な発想だと思います。実際に他の自治体では取り組んでいるところもあるそうです。 (引き取り価格は1台あたり100円くらいが相場とか・・・?)

担当課長の答弁としては
1.一定台数を確保しないと(最低200台)取引きの対象にならない。
2.ストックを保管する場所がない。

などの課題点も示されましたが、それほど高いハードルではないように感じます。
最終的には「今後この問題については担当部署である土木部管理課とリサイクル清掃課が連携を取りつつ研究していく。」との区側の答え。

まずは、一歩前進です。

 

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