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2006年08月07日

この巨大な組織に・・・?(東京都庁から)

 12:00 新宿東京都庁へ。調べものがあって保健福祉局・産業労働局・ 観光コーナーと廻ってきました。でもエレベーターを乗り間違えるなど今回も庁舎内をさ迷ってしまいました・・・。(苦笑)

 いつもながらにこの組織の巨大さには驚かされます。

 この庁舎内に「いったいどれくらいの人達が働いているのか?」「何をしているの?」「東京都はいったいどんな仕事・ 役割をはたしているの?」「コストはどれくらいかかっている?」そんな単純な問いにさえ完璧に答えられる人はいないのでは・・・?

 そう思うほどに巨大・複雑化した組織の象徴がこの都庁舎(写真)なのではないでしょうか?

 国から地方への権限の移譲が政治のテーマとなっている昨今ですが、 都道府県から市区町村への権限の移譲もより一層進めていく必要があります。実際、 区民に最も身近かなサービスや事業は東京都と23区が相応負担をしながら実施されているのがほとんどである反面、 実施主体は23区があたっているのも事実です。と同時に23区としては事業の遂行にあたっては東京都の「お伺い」 をたてなければならないのも現実です。

 23区の上部組織としてお金を出すこと、 またそれによって事業やサービスに条件や制約をつけていくことが東京都の役割だったとするのであれば、早急に改めていかなければなりません。

 私はそう思っています。

 「地方分権法」の制定など「より住民に身近かな政府へ」 の権限の移譲という方向性は示されたものの本当に実現できるかどうかは私達末端の地方議員の熱意と行動力にかかっている・・・ 今日あらためて実感です。

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