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2006年03月01日

(財)地域・文化振興公社、指定管理者となる・・・。

10:00~ 区議会第1委員会室で文教委員会が開催。

 (財)地域・文化振興公社(以下公社と表記)が文京区の指定管理者となりました。同公社は文京区が100% 出資の財団法人で区からも多数の職員が派遣されています。いわば子会社です・・・。今回運営管理を受け持つ施設もこれまで同様、 文京スポーツセンター(写真)やシビックホール、区内に数箇所ある生涯学習館など・・・。

 指定管理者制度は公の施設の運営管理を民間の会社やNPOなどに任せることを可能にした制度。公的施設に「民間活力」 を大いに取り入れようとするものです。
 
 また、指定管理者の選定にあたってはプロポーザル方式などの審査が行われます。

 しかし文京区のこれらの施設ではこれまで同様、公社に運営を委ねることに決定。競争にさらされることもなく、 指定管理者となりました。

 これまで公社が培ってきた経験を活かしていこうという点や今後「文京アカデミー構想」 を推進していく上でも公社が指定管理者となることに大きな異論はありませんが、今後公社自身相当な意識改革が必要だと思われます。

 今日の質疑では我が会派高山泰三委員より「指定管理者制度の趣旨を活かすことはできるのか? 区民の目から見てどこが変わっていくのか?」などと素朴な疑問も投げかけられました。

 私は公社の評議員でもあり、これまで評議員会などにおいても発言してきました。 「指定管理者になるにあたってはこれまでのような役人意識では駄目。どうしたら利用者に喜ばれるか? サービスを向上させるためにはどんな努力をすべきか?これを機会に真摯に取り組んでいってほしい」と・・・。

 公社は名称も(財)文京アカデミーとして生まれ変わり、新たな第一歩を踏み出すことになります。

 受託期間は3年間。この試される期間に是非とも区民に評価される結果を出してほしいと思っています。

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