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2006年03月02日

障害者自立支援法について。(厚生委員会1日目)

10:00 厚生委員会が第一委員会室にて開会。私も委員として出席しました。

 区からの報告事項のひとつである「障害者自立支援法」の施行について私が質問に立ちました。同法はこの4月より施行。 障害者サービスの一元化や1割負担の導入などで障害者施策が大きく変わります。

 今日の質疑でわかったことや要望事項は以下の通り・・・
1.利用者の見込みは400名程度。(文京区の障害者総数は約6100人)
2.周知が不十分なようであるので今後もきめ細かく対応するよう要望。
3.アセスメントとマネージメントは区障害者福祉課が担当。状況によっては相談事業者なども活用し、相談体制には万全を期すこと。 などなど

 また、施設における食費の利用者負担については一食につき650円という厚労省試算に対し文京区では食材費のみの350円に決定。 低所得者にはさらに免減し230円としたことが私の質疑の中で明らかになりました。

 政策的判断とのことですが、文京区独自の免減対策として評価したいと思っています。

 大事なことは「サービスの一元化はあっても障害の種別や度合いは一元化してはいけない」ということ。例えば、 視覚障害者と知的障害者では日常生活のなかでの不便や望むことは当然様々です。当たり前のことではありますが、 この法の施行のもとにそこのところが混同してしまう危険性もないとは言えません。

 今後利用者など関係者の意見をしっかり聞いていきながら、適切な対応をしていきたいと考えています。

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