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2006年03月10日

各会派による総括質疑(予算審査初日)

10:00 区議会第1委員会室(写真)で予算審査特別委員会が開会。

 初日の今日は区側からの総括説明を受け、その後各会派による「総括質疑」が行われました。 私たち新生クラブからは戸井田ひろし幹事長が質問に立ちました。予算委員会における総括質疑は会派にとっても大変重要で、 私たち新生クラブでも中堅からベテランにかけての経験豊富な議員が質疑に立つことになっています。

 そういう意味では、戸井田幹事長はまさに会派の要。私の後の幹事長職を見事にこなし、 新生クラブのまとめ役としてその実力を如何なく発揮しています。 政調会長も経験していますから政策についても精通しており安心して任せられる存在です。

 今日の戸井田委員の質疑で、区側の答弁を簡単にポイントだけまとめると以下の通りです。

 18年度予算では少子化対策・子育て支援に特に力を入れた。「子育てサポー ター事業」「文の京子育て支援券交付事業」 など16事業に8億6600万円を予算化した。

 人件費は前年度に比べ3億2100万円削減した。
 特別区民税は額にして28億8000万円、率で12.6%増を見積もった。景気回復や人口増による納税義務者増を見込んでいる。

 国民健康保険特別会計への繰り出し金は年々増加の一途。18年度は約27億9千万円で前年度比4億円の増とした。 介護保険特別会計も含めたこれら社会保障関係経費への繰り出しは今後も増えると予想。

 「三位一体改革」の税源委譲(住民税所得割10%フラット化)は文京区では逆に約25億円の減少となる。 国庫補助金の一般財源化で9億円のマイナスが出るのであわせて34億円の減収となる見込み。
(まさしニュース新春号でも取り上げましたが、かなり深刻です。)

 区民一人当たりの基金(貯金)と起債(借金)の収支は、18年2月現在
基金が8万8000円、起債が15万2000円。と借金のほうが多い。

以上、ポイントだけ記しましたが煙山区政も依然として厳しい財政環境下での舵取りを迫られています。 行革の確実な遂行と効率的な予算執行が今後も大きな課題となることでしょう・・・。

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