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2005年10月07日

目白台運動場取得へ。(総務区民委員会より)

 10:00 区議会総務区民委員会が開会。 この委員会は補正予算の審議もあるのであらかじめ2日間の審議日程が組まれています。

 今日は主に区側からの報告事項を受け、質疑に入りました。
中でも注目すべき案件は、目白台にある国家公務員共済組合(KKR)の所有する運動場と隣接する国有地(写真・現在は閉鎖されています。) を文京区が取得する意向を明らかにしたことです。

 同運動場および国有地については財務省並びにKKRが早期の処分を予定していました。売却価格は約130億円です。 当初文京区にも真っ先に声がかかったのですが、財政措置が困難なことから取得に踏み切ることを躊躇していたのが実情でした。 しかしながらその後区民からの取得要請の署名運動などを受け、運動機能と防災機能を備えた都市公園として整備することに決定。
 財務省と及びKKRと交渉に入ることになりました。

 厳しい財政状況を考えるならば大変な選択だったと思いますが、煙山区長のこの大英断を私は高く評価したいと思います。 運動場としてまた防災公園としてまた何よりもその財産としての価値は今後文京区民にとって大きな利益をもたらすことでしょう。

 財源対策としても都市計画公園として整備することにより、国庫補助金や都市計画交付金などの公的な助成が受けられますし、 柏にある総合運動場を売却することも妥当と言えます。

 今後様々な課題も山積していますが交渉がスムーズに推移し、いち早く区民の憩いと安心の場として整備されることを切望しています。

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