決算審査3日目。今日は主に歳出総務費・区民費についての質疑。
毎年作成される印刷物「文京の統計」(写真)を事例にして、印刷物のコスト削減と紙の排出抑制について私が質疑に立ちました。
3年前の決算審査でも私が取り上げたこのテーマ。印刷物のコストや発行部数についてはより効率化を訴えてきた私ですが、 その後2年が経過しどうやらその成果が挙がってきたようです。
各課で作成される印刷物について全庁的に取り組んできた結果、66件の印刷物について見直しが行われ、
3年間で352万円の削減効果が出たことが報告されました。主な見直しの内容はというと・・・
(1)仕様・ページの見直し・外注を止め内部印刷とした。
(2)配布先、需要部数を精査
(3)区のHPに掲載。発行を中止した。
などなどです。しっかりと取り組めばきちんと成果がでるというその証明です。
これからも手を抜かずに意識をもって継続していくことを望みます。
印刷コストの削減もさることながら、紙の排出抑制も重要なテーマです。
文京区でも地球温暖化対策に基づき、平成11年~17年で庁内の紙の排出量5%削減を打ち出していますが、
充分な成果が挙がっていないことが私の質疑で明らかになりました。
私の最後の質問に対し関助役が「渡辺議員の質問の趣旨はごもっともであると認識するので、 今後ご意見も踏まえて庁内を挙げて真剣に取り組んでいく。」との答弁。
遅きに失した感も否めませんが、今後明確な目標を持って(5%削減に甘んじていては駄目)全庁挙げて取り組み、 きちんとした結果を出していかなければなりません。私自身もこの紙の排出抑制と地球温暖化対策については今後も調査と研究を怠ることなく、 区の講じる対策をチェックしていきたいと思っています。