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2004年10月01日

決算審査2日目。(歳入決算について審議)

 9:55 区役所にて決算審査の開会を告げるアナウンスが・・・。
22階議員控え室にて、セルフタイマーで写真を1枚。これから第1委員会室に向かいます。

10:00 決算審査特別委員会が開会。昨日の総括質疑に引き続き、今日からは決算書に則り、各事業などの審査に入ります。 今日は主に歳入決算の審議。

 私も何度か質疑に立ち、意見要望など開陳しました。
 その主な内容は・・・。

1.財政調整交付金について。
財政調整交付金は都から交付される財源。固定資産税や法人住民税、特別土地保有税がその原資となっている。普通交付金・ 特例交付金に種別される。
 特に特例交付金についてはその年々や各区の実情に応じて配分されている。 この年は久堅保育園や児童館の対震補強工事や改修工事にあてられた。

 その配分決定にはここ数年来一定の傾向がみられる。

 今後もそうした傾向を踏まえながら、特例交付金の趣旨に合致した事業を取捨選択し、 区民ニーズに応えた事業が配分されるよう積極的に対応するよう要望。

2.印鑑証明などに一部証明書における性別記載の撤廃について。
この点については他の委員から推進の意見が開陳されたが、私は慎重を期すべしと主張。

 推進する意見には性同一性障害者の存在を理由にしているが・・・

性同一性障害者については本年、その戸籍の変更を認める特例法が公布された。これについては歓迎すべきことと考える。 ここで留意しなければならないのは性同一性障害は心と体の性の不一致をいうものであり、 この障害に悩まされる人のほとんどが自らの望む性別の取得を願っている。

 しかるに、この性同一性障害者の存在を理由に性別すら解消していこうという一部の動きがあることを指摘した。 そうした動きに惑わされることなく慎重に検討していくことが必要と主張する。

3.男女平等施策について。
これまで不合理に形成されてきた女性差別は見直していかねばならない。しかし、真の男女平等・ 対等の社会を目指していくためには必要なのはあくまでも「機会の平等」。これは政府見解でもある。

 女性差別を理由に「結果の平等」を求めていくのは逆の意味でも差別になりかねない。今後も「機会の平等」を軸に施策を展開すべき。

○その他私たち会派「新生クラブ」の主な意見・主張は・・・
1.住民基本台帳の閲覧については、個人情報保護条例の趣旨に則り遂行されること。(品田ひでこ委員)

2.学校施設の区民開放にあたっては利用者の立場に立って、手続きの簡素化により一層努めること。
3.閉鎖されたスポーツセンター内レストランについては、早急に対応を講じて区民にし、区民に喜ばれるものにリニューアルすること。
(以上 根本純委員)

4.地方譲与税などの財源は適切な交付が得られるよう努めること。
(高山泰三 委員)

17:00 決算審査2日目 終了・・・。

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