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2004年05月24日

議会の活性化、その他(議会運営委員会・幹事長会から。)

8:00 ごうら荘を出発。
箱根登山鉄道・小田急線・都営大江戸線と乗り継いで11:30文京区役所へ着。

13:00 議会運営委員会開催。
「議会の活性化」をテーマに議会運営委員会で継続的に議会改革についての議論をしています。

 今日は千葉大学法経学部教授 大森わたる先生をお呼びしての講演と質疑。大森先生は行政学の権威で全国的にもその道の第一人者。
文京区でも基本構想の策定に関わられた方です。

 相変わらず歯に衣着せぬ論調での議会・議員への厳しい指摘には聞いている私達もタジタジです。しかし、 質疑合わせて2時間という短い講演ではありましたが、 議会の会議規則の矛盾に始まり果ては議員定数や報酬のありかたに至るまでの具体的な提言は大いに納得のいくものでした。

 「今こそ住民に最も身近な地方議会が活性化し、自浄努力をし、 住民との関係や行政との関係を正していかなければ真の地方自治は実現しない。国政の猿真似ではダメだ。」 という趣旨の大森先生の話は心打つものがあり、大いに励みになるものです。

 文京区議会全体で真摯に受け止め取り組んでいくことが大切です。

15:00 幹事長会が開催。
第3回区議会定例会の日程協議、 区側からの提案事項の説明などを受けましたが注目すべきは羽田空港の滑走路増設に伴う旅客機の離着陸ルートに関する問題。

 国土交通省では2009年の新滑走路共用に向け都心部(文京区上空を含む)上空ルートの新設を検討しているようです。 詳細については後日記したいと思いますが、安全性の面や騒音の観点から慎重に対応すべきと考えています。 会派のメンバーと充分協議しながら意見調整をしていくつもりです。

16:00 新生クラブ政調会を召集。学校選択性で課題となった区立第七中学問題について協議。 第七中学校は学校選択制導入により新一学年生がゼロとなり学校運営にも支障が生じています。
 近々に教育委員会の方針も示されるとの事ですが、 我が会派としては七中問題にととどまらず今後の区立中学校全体の適正配置を含め全体的な計画・ ビジョンを早急に示すべきという意見が大半を占めました。

 小手先でこの場をしのぐという手法はもはや通用せず、明確・明快な方向性を区民は望んでいるのだと思います。

 文の京(ふみのみやこ)にふさわしい教育とは?
 それを実現するための学校規模や配置はどうあるべき?

 これまでの制度や原理・原則にとらわれることなく、現実を直視して、 そして期限を明確にしてこの問題にたいする対策を講じていくことが今求められています。

この問題は私自身、今区政における最大のテーマだと感じています・・・。

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