午後1時より、文京区景観審議会が開催。
私も委員として出席しました。
今日の議題は「文の京 第3回 都市景観賞」の最終選考についてです。選考に先立ち他の委員のメンバーとともに候補地を視察。東洋大学・
根津二丁目再開発などをはじめ6箇所を見て歩きました。
その後3時30分より、審議会が開催され候補地を絞り込んだ分科会の報告を受けた後に、
委員間で景観についての議論が展開されました。白熱した議論の後の最終決定は1.景観創造賞に東洋大学(白山キャンパス扉のない門)。
2.ふるさと景観賞に播磨坂さくら並木(写真)
3.景観づくり活動賞に文京歴史建物の活用を考える会が、それぞれ決定しました
賞は決定しましたが、文京の景観に関する課題は残されています。「文京の景観とはどのようなものなのか?」 「まちづくりとどう関係していくのか?」「どのように実現していくのか?」「区民の意識の高揚は?」などなど・・・。
景観審議会委員は、篠原会長(東京大学教授)を始めとした学識経験者、区民、区議会議員、
区職員など幅広い人材の登用で構成されています。各々が自由な立場で今後景観についての議論が成熟し、
文の京にふさわしい景観形成が一歩一歩前進していくことに期待を持っています。