予算審査最終日の今日は「教育費」「図書館費」「国民健康保険特別会計」「介護保険特別会計」などの審議。
小中学校の普通教室の冷房化が、具体的に計画化されたことは評価できます。ただ、財源としての国庫補助が財務省の来年度予算査定で、
落とされたことには納得ができません。結果として全額持ち出しとなってしまいました。
中学校の学校選択制については我が会派は「賛成」。
私立中学校への進学率も年々高まっています。(平成14年度では約35%が私立へ・・・)
選択肢を広げていくことは保護者にとっても決して不利益が生じるものはありません。また、これを契機に、それぞれの学校が特色を持ち
「魅力ある学校づくり」を進めていくことも大きなテーマ。
制度を運用していく中でいろんな課題が見えてくると思いますが、今は第一歩。生徒数や私立への意向度も踏まえつつ、
将来的には適正規模についても議論していかなければと私は考えます。
図書館や給食の民間委託化については、日本共産党委員などが「反対」を強く打ち出していますが、なんだか説得力がありません・・・。
広く区民に意見を聞いてみればおのずと答えは出てくるでしょう。
介護保険については、保険料の6段階への弾力化や利用料の特別対策が決まりました。介護保険が国の制度である以上、
区独自で保険料や利用料を減免していくことは基本的には賛成できません。
ただ今回の対策については、介護保険事業計画の見直しや区民意見の集約の結果必要なものと考え賛成しました。
以上、一週間に渡る審査の結果「平成15年度文京区一般会計を含む四会計」は原案通り可決すべきものと決しました。
明後日の定例会最終日「本会議」において採決されます。
委員会終了後、私達民主党友愛・無所属議員団、自由民主党無所属クラブならびに公明党文京区議会の三会派は東村昭平委員長に、
予算審査に対する三会派共同意見を提出しました。