今日、心身障害者通所授産施設「工房わかぎり」の開所式が行われました。
待望の日です。伝通院の近くにある新しい作業所には、
通所者や保護者をはじめわかぎりの母体である筑波大付属大塚養護学校の関係者および父母の会である「桐親会」の方々など総勢60名の出席、
盛大かつ感動の「船出」でした。
施設を開設するにあたって一番苦労したのは「作業所の確保」。それが、文京区保護司会の相談役である北原曾平氏の暖かいご理解をいただき、
土壇場になって自宅ビルの3階をお貸しいただけるようになったことは本当にありがたく思っています。環境も良く、
太陽の光が燦燦と注ぐ新しい作業所で作業ができることになった
ことについて北原氏に深い感謝と敬意を表したいと思います。
通所者は当初10名程度ですが、大塚養護学校を退職された先生に指導員として来ていただくことにもなり、受け入れ体制は万全です。今後、
1年・2年と実績を積んでいくにしたがい、社会にも評価され、地域で育てる福祉施設としての先駆けになってもらうよう期待をしています。