路上生活者(ホームレス)が確実に増えています。文京区周辺でも上野公園はもとより新江戸川公園や週末にはビン・
缶の拠点回収の場所にアルミ缶を拾いにくる路上生活者の姿もあちらこちらに見られるようになってきました。
東京都と23区ではこうした路上生活者対策としてお金を出し合って、社会復帰のための施設を作ったり、
緊急保護事業なるものを実施していますが、資金がかかるわりには抜本的な解決にはつながっていないように思います。実際に、
公園や児童遊園などで青テント
を張り公然と生活している人たちを、積極的に保護指導していく施策にはなっていないようですし、
仮に施設に入所できたとしても一定期間の研修で社会復帰ができるのか、様々疑問が残ります。
地方自治体が独自で対策を講じることもさることながら、雇用対策や人道的な見地からもっと大きな問題として、政府が関与・
対応していくべきだと考えます。