今日から2泊3日の行程で建設委員会の視察です。
初日の今日は、北九州市の次世代エネルギーパークを視察しました。
早朝空路にて現地へ・・・北九州市では、製鉄工場から排出されるCO₂など公害問題に端を発し住民による対策を求める声を受けて、市が海岸沿いの広大な敷地を活用、民間による次世代エネルギー活用プラントが次々に誘致されました。
また平成19年には経済産業省から全国で第1号認定を受け環境モデル都市として脚光を浴びているとの事。
このエネルギーパークでは、風力・太陽光・天然ガスによる発電エネルギーを市民の電力として活用するほか、バイオマスや石炭のガス化による発電など・・・時代を先取りした取り組みも行われています。
ちなみに、同パーク内には全国最大と言われている風車が10基設置されていますが、1基あたりで市民家庭1000件分の電力を供給できると聞きました。
また同じく敷地内に設置されている太陽光パネルは集光追尾型と呼ばれる最新鋭のパネルで太陽の動きにあわせてパネルが動くように設計されているとの事でした。
地球温暖化の進行や化石燃料の枯渇という問題に直面している私達・・・こうした次世代エネルギーへの取り組みについても他人事として受け止めるのではなく、私達一人ひとりが自覚と認識をもって考えていく必要性を強く感じたところです。
夕刻、博多に移動 駅前のビジネスホテルに宿泊。
明日は福岡市の「活気ある公園づくり」を視察予定です。