個別の新聞の名前を挙げてどうかとは思いますが、私は日本経済新聞が毎週日曜日に特集して旬の話題を取り上げる「日曜に考える」という連載が大好きで毎週熟読して、スクラップなどにしています。
今週のテーマはアベノミクスをはじめネット選挙や憲法9条に関連した「砂川事件」など・・・2ページ亘っての掲載。
なかでも興味をひいたのはアベノミクスに沸く株式市場について・・・。
業績より期待が先行して過熱する株式市場について、懸念を示す内容でした。
そのポイントを抜粋すると以下の通り。
・今年1月~3月までの東京証券取引所における1部市場の1日平均売買代金は2兆4000億円で、日本全体がバブルに踊った87~89年の1日平均売買代金1兆円をはるかに超えている。
・業績に格段の材料もないままに、株価がいきなり急騰する企業が増えるなど、不自然な動きが目立つ。
・市場全体を見渡せば企業の株価が実力に比べ著しく割安に放置されている例は減った。
・国際比較では、日本が期待先行で株価が上昇している度合いが高い。
など・・・。
そして、アベノミクスでは第3の矢が注目されているが、あわせてこうした良環境を受けて、経営者がいかに業績を伸ばせるかが問われている。との締めくくりでした。
全く同感です。
ちなみに昨日タクシーに乗ったので運転手さんに、現場での景況感を伺ったのですが「あまり変わらないですね・・・」とのことでした。また、きょう会合で名刺交換した方からは「建設業でしたが、行き詰ったので会社が所有する車を活用して、介護タクシーえお始めようかと思ってます。」との声も聞くことができました。
私自身も悲観的に見てはいませんが、冷静に受け止め 今後の推移を見守っていかなければと感じたところです。