10:00 予算審査特別委員会(初日)が第1委員会室にて開会。
橋本直和委員長(自民)、松下純子副委員長(区民クラブ)を含む計17名の委員で1週間の日程で来年度予算の審議にあたります。
初日の今日は各会派による「総括質疑」が行われました。1会派の持ち時間は概ね50分程度で代表者1名による質問です。
わが会派からは、山本かずひと委員(会派副幹事長)が質疑に立ちました。
山本委員の質問は大きく分けて、行財政改革・高齢者の見守り・災害対策・子育て支援・絶対高さ制限の導入・いじめ不登校対策など。
中でも特に私が注目したのは区が持つ私債権などの今後の対応について・・・文京区では平成22年3月に債権管理条例を制定して債権の適切な管理に努めてきたところです。
しかしながら本年1月現在、未回収となっている債権は区民住宅等の使用料未納分約4800万円、未返還の奨学金・入学支度金が9100万円にも上るなど合計810件総額、約2億4600万円が未回収債権となっていることが質疑の中で明らかになりました。
今後は弁護士会の協力を得て、具体的な回収着手に取り組むとのこと。
とりわけ、住宅の使用料については刻々と債権が膨らんでいくので、回収額が大きくなる前に使用者との話し合いや回収への対策を講じるべきと考えます。
また いじめ不登校対策については、山本委員のほか岡崎義顕委員(公明)からも質問があり、「いじめの認知」については今年1月末現在、小学校で268件、中学校で106件という数字も明らかになりました。
そのうち未解決は小学校で24件、中学校では14件とのことで、解決に向けて継続して指導・対応すると教育委員会からの答弁でした。
いじめ対策は現在区政においても最も重要な課題の一つでもあるので、早期解決に向け全力を挙げて対策を講じていくべきと考えます。
17:00 委員会閉会