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2013年02月21日

ブームに終わらないように・・・。(災害対策調査特別委員会)

各会派による代表質問も終わり、今日から2日間、特別委員会での質疑が行われます。

委員会室110:00 災害対策調査特別委員会(第1委員会室)が開会。私は委員として出席。

現在修正中の「文京区地域防災計画」について質疑が行われました。

私も午前に20分ほど、午後にも10分ほど質疑に立ち、スタンドパイプの整備や防災無線の室内受信器等について、今後の区としての姿勢や取り組みを問いました。

特にスタンドパイプの整備ついては重点的に質問。

スタンドパイプ(写真下)は、災害時の初期消火に有効として昨今注目を浴びている器具です。

これまで、この日記でも何度も取り上げさせて頂きDSC03622ましたが、機動性・操作性・収納性に富み、動力不要で消火栓に直接つなぎ水圧で放水するという「スグレもの」です。

自治体による購入も急増、文京区でも昨年9月に10数本を補正予算を組み購入しましたが、品薄のため納品も遅れているとの事・・・。

一種のブームになっているようです。

ちなみに、横の2枚の写真は昨年夏と冬に行われた、千駄木2丁目西町会および根津藍染町会でのスタンドパイプ体験訓練の様子です。

今日の私の質疑の趣旨は以下の通り。
(1)町会など自主防災祖息としての購入意向はどDSC04703れほどあるのか?
(2)今後文京区では毎年少しづつスタンドパイプを購入し、希望する町会等への整備を進めるとの事だがどのような基準と優先順位を持って、配備を進めていくのか?
(3)整備を受けた町会等へ実施訓練をどう促していくか?
など・・・です。

昨年秋に行われた意向調査によれば、スタンドパイプの配備を望む町会は80にも上ったとのこと。

とはいえ、いくらスグレものいっても倉庫に置き放しでは「宝の持ち腐れ」になってしまいます。大事なことは日頃からの訓練をしっかりやって、いざという時に がっちり役立たせることです。

配備を受ける町会や自主防災組織には、そうした準備と心構えが必要だと思います。

その意味でも、このスタンドパイプ・・・一時的なブームに終わらないようにしていかなければなりません。

15:20 質疑終了 委員会閉会。

明日は少子高齢化対策調査特別委員会と地域振興調査特別委員会の2委員会が並行して行われる予定です。

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