10:00 根津景観づくり検討会で知り合った日系スペイン人 アレハンドロ・マルティネス君が私の事務所を訪ねてきました。 彼は東京大学・大学院で建築を専攻、住まいは私の事務所から50メートル圏内と・・・全然気が付かなかった・・・(苦笑)。
友達になってからは、ラジオ体操に参加してくれたり、今後はお祭りなど、町のことにも協力してくれるということで、とても嬉しい出会いになりました。
今日は自分の研究課題について、意見を聞きたいとのこと・・・テーマは「路地・長屋の変遷とコミュニティ」について。
昔の地図を引っ張り出して今と比べてみたり、実際に路地を歩いてみたり、細街路整備事業や地区計画などまちづくりの手法につい私が説明したりと・・・1時間たっぷり二人で学習し、意見を交換しました。
彼も「とても参考になった」と満足してくれたようで嬉しく思います。
それにしても、「下町の景観」がこんなにもグローバルに話題になるなんて想像だにしていませんでした。
区が主催する「根津景観づくり検討会」も3回目が終了、参加者も少なく低調と言わざるを得ませんが、多分誰しもがこの古き良き景観を何とか残していきたいと感じているに違いないと思います。
もっと住民機運を高めていくように、私自身も努力しなければと感じています。