昨日のどじょうつかみで、消防団の方から見せて頂きました。
このスタンドパイプ、道路上に設置されている「消火栓」(写真下)に直結して吸水、ホースを通じて放水できるというスグレモノ。
木造密集地域などで消防車や可搬ポンプが、活動不能な場合に有効な初期消火機材として昨今注目を集めています。
特に、文京区においては根津・千駄木・大塚などの木造密集地域において威力を発揮するものと思っています。
午後、そんなスタンドパイプの有効性と、地域での防災訓練のありかたについて助言をうけるべく、本郷消防署根津出張所を訪問。
急な依頼にもかかわらず望月所長以下、署員の皆さんには実に丁寧に対応して頂きました。
東京消防庁における本年度の方針においても、木密地域を対象とした防災対策の推進は大きなテーマであるとのこと。
特に、地域住民による初期消火活動においては「スタンドパイプ」は大いに有効であることも確認できました。
また何よりの利点は、操作が簡単であることや可搬ポンプのように場所をとらないこと、また電源を必要としないことなど・・・今後、住民による初期消火機器材の主流になっていことでしょう。
まずは、道路上の消火栓の確認から始まり、町会・自治会などによる「スタンドパイプ」の購入、そして訓練へとつなげていければと思っています。
区に対しても支援を求めていくつもりです。