同館は平成3年(1991)4月開館。
文京区の歴史や文化財をあらゆる世代区民に伝え、触れてもらい、郷土に対する愛着や関心を深めことを目的に設置された資料館です。
常設展示のコーナーに加え、年何回かは企画展も開催されています。
現在は「文京の坂道」をテーマに企画展が行われています。
このふるさと歴史館については、先だっての決算審査特別委員会において私自身も質問として取り上げました。
今日訪れた時点では、6~7名の来観客を確認しました。1階の常設展については文京区の歴史について年代を追いながら知ることができわかりやすいレイアウトになっていますし、資料等も充実していました。
地下の企画展も内容・展示ともに興味深く、良かったです。
ただ、区民が何度も訪れたくなる場所であるかどうか・・・?立地条件は・・・?今後建設が予定されている(仮称)「森 鷗外記念館」など類似施設との住み分けや、位置づけの違いをどうアピールしていくか・・・?
歴史館そのものの費用対効果は・・・?
などなど、今後の歴史館のありかたについては課題も多いとの印象も受けました。
引き続き、私自身も調査と検証を繰り返しつつ「新たな提案」作りへ向け、検討を続けていきたいと思っています。