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2011年05月27日

被害甚大な雄勝町へ。(石巻にて・・・その2)

 大川小を後にした私達は、石巻でも被害が甚大だった「雄勝町」へ。

 同町は硯(すずり)の名産地としても知られりと同時に、美しい海やリアス式海岸は国定公園にも指定されている風光明美な場所でした。

 しかしながら震災で町は一変、海から押し寄せた津波が町の奥まで襲い、いくつもの集落が消えてしまいました(写真上)。

 町の公民館の上にバスがのっかている光景(写真下)はテレビなどでも放映されましたが、本当に無惨な姿となってしまいました。

 案内をしてくださった坂下議員もこの周辺が地元で、支援者の中にも亡くなられた方々が数多くいたそうです。


 被災地の選挙はこの4月の統一地方選挙では行われず一定期間の猶予が与えられましたが、 とてもとても半年や1年後に選挙ができるような状況ではありません。

14:40 雄勝町の皆さんが避難所生活を送られているスポーツ施設「ビッグバン」を訪問。

 大変ありがたくも、避難者2名の方から直接お話を伺うことができました。

 やはり津波の高さ10メートルは全くの想定外だったようですし、ほんのわずかの時間で生死を分けてしまったこと、 また現場での避難の様子を率直に語ってくださいました。

16:30 視察終了。本日、ご同行頂いた坂下議員には心から感謝です。

 被災地を2日間に亘り視察し、復興に向けて今後私も継続して支援を続けていかなければと心に誓いました。

18:00 仙台駅より新幹線で帰路へ

20:00 上野駅着

 生涯忘れられない視察となりました。

 

 

 

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