10:00 予算審査特別委員会(第4日目)が再開。
今日は歳入 区民費・経済費などのついて審議、区民生活や観光・商店街振興・ 中小企業対策など区民に身近かな予算についての審議でもあるので、各委員からも積極的な質疑が出ました。
そのポイントをまとめると・・・
○まちあるきルート開発について。
観光振興の目玉としての来年度新規事業。民間旅行事業者に委託し、区内まちあるきのルート開発(12ルートを設定)を行う、
その後業者により商品化され 最終的には団体向けガイドツアーを実施する。予算は1456万円。区民参画の視点やルート上の区民の理解、
民間の発想や商品開発の効果などが論点に・・・。
○湯之谷やまびこ荘について
民営化する方向性で検討中、魚沼市との交流事業については維持、若しくは発展を考える。
議会でも魚沼市との交流については続けていくべきとの声が強い。
○小石川グランドの改修について
小石川グランドについては22~23年度でグランド整備(人工芝化)とスタンド設置の改修を行う。
改修中の代替グランドについては目白台総合運動場や都立公園内運動場を活用する。区民周知を早めに行うよう要望が出た。
○ふるさと歴史館について
観光振興の拠点としてどう位置付けていくか?企画展の充実や森 鴎外記念館との連携なども視野に入れるべき。
○商店街宅配事業(新規事業)
国の緊急雇用対策事業費を活用。予算は800万円で宅配事業を行う商店街に人件費補助をする。現在3つの商店会(地蔵通り・白山上・本郷)
から申し出あり。具体的な内容については各商店会に任す。
○消費者啓発について
出前講座の実施回数は平成21年度で50回程度。講師となる消費生活推進委員は14名の区民が研修を経てその年に合格(応募者23名)
したが実数はやや下降気味か。推進委員の研修が平日開催であることが課題、今後は夜間研修も視野に入れるとのこと。
消費啓発展示については、1階アンテナスポットを未利用時に活用してはどうかとの提案あり。
○融資あっせん事業について
平成22年2月末現在の斡旋件数は1497件、斡旋総額は117億1000万円。区内中小企業の経営状況は依然厳しいという判断。
連鎖倒産の未然防止や早目の経営相談への誘導などに力を注ぐべきとの声あり。
15:30 民生費 社会福祉費の審議に入る
○介護保険におけるケママネージャーやヘルパー支援について
ケアマネジャー対象のスキルアップ研修を行う。ケアプランの点検支援(アセスメント・モニタリング)や医療支援が課題。
ヘルパーについては研修で職場を離れる場合は代替ヘルパーを区が派遣する。
ヘルパー双方の連携や現場が戸惑うことのないよう配慮が必要との意見あり。
○知的障害者の就労支援について
成果は挙がっているが、区長のマニフェストにも掲げられているので、より一層の取り組みに期待する。
特に区役所内部や関係施設での雇用には力を注いでほしい旨の要望あり。
17:00 質疑終了
明日は休会で、明後日第5日目の審査が再開予定です。