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2009年03月11日

予算審査特別委員会初日。(総括質疑)

10:00 予算審査特別委員会(初日)が第1委員会室にて開会。

 今日から1週間に亘り21年度文京区予算案が審査されます。

 初日の今日は各会派による総括質疑が行われ、我が会派民主クラブからは戸井田ひろし議員が質問に立ちました。

質問・答弁の要点(一部抜粋)は以下の通りです。

1.文京区内の景気動向とその対策について・・・・製造業は直近4期連続悪化し、小売・サービス業も厳しさが増す。 中小企業の事業経営安定化や資金調達円滑化のための「低金利 融資あっせん」 を継続するとともに今後新たな需要に応えるための資金融資あっせん事業を新設する。

2.人口動向と区税収入について・・・・前年度比で人口は2,481人の増、税収で2億7,500万円増を見込む。 来年度以降は人口については微増が予想されるものの急激な景気の悪化による大幅税収減を懸念。

3.団塊の世代の退職手当てや社会保障関係経費などの義務的経費は前年度比0.2%と微増、ピークを迎える。 また人件費全体では2.5%、約3億7700万円の減で第2次行革の成果が表れる。

4.基金(貯金)と起債(借金)について・・・・平成20年度末現在 文京区の基金(貯金)は約400億円一方で、起債(借金) 総額は約215億円、今後急速に悪化が予想される景気の動向により区財政も予断を許さない状況で、 今後より一層の効率的な区政運営が求められる。

などなど・・・。

一部抜粋でご紹介しましたが、さすが経験豊かで我が会派きっての論客でもある戸井田議員の質疑は実に中味の濃い、 的を得た内容だったと思います。

明日からは予算書に基づき詳細な質疑が行われる予定です。

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