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2009年02月25日

抑止力か実効性か・・・?(清掃リサイクル特別委員会)

10:00 清掃リサイクル特別委員会が開会。

 各会派による一般質問が終わり、今日から各委員会における質疑が始まりました。

 今日の質疑の焦点は、区が回収する資源(古紙やアルミ缶など) の持ち去りを防止するための条例制定について。

 古紙やアルミ缶などのこうした資源についてはごみ集積場などで回収が実施されてはいるものの、 区の回収前に一部の心無い事業者等により待ち去られるなどの事象が相次ぎ、多くの区民から対策を求められてきたところです。

 それらを受け区では今区議会定例会での条例制定を提案、防止策に努めるとともに具体的な策として違反者に対する罰金(20万円以内) を課すなどの姿勢を明らかにしました。

 今日の質疑でも議会としてはその姿勢を大いに評価、賛成する旨の意見が開陳されました。

 私も質疑に立ちましたが、今後の課題は条例の実効性について・・・。

 この種の条例については、台東・荒川・新宿区などの近隣区ではまだ実施されておらず、 我が区が他区に先んじて条例制定することは心無き事業者等に対しては大きな抑止力が働くと思います。

 ただ厳しい罰則規定を設ける以上は、 運用についてはその実効性をしっかり担保していかなければ区民に誤解を招くことにも繋がりかねません。

 その意味においては今回の条例制定という英断はスタートであってゴールではないと私自身感じています。

 今後の区としての取り組みに注目していきたいと思っています。

 是非、ご意見をお寄せください。

 

 

 

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