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2008年10月06日

区としての景気対策が問われる。(決算審査4日目)

10:00 決算審査特別委員会(4日目)が再開。

 今日は区民費、産業経済費、民生費などについて多岐に亘り質疑が繰り広げられました。

 その全容をご紹介することはできませんが、私が注目したのは「融資制度や中小企業対策」について。

 平成19年度における文京区の融資事業総額は約3億9800万円。

 そのほとんどが融資斡旋にかかわる利子補給分です。

 利子補給は融資を受けた中小企業にとっては大きな利点にもなり、成果も挙がっているようです。

 反面、区内の中小企業の倒産件数は平成19年が68件、今年が8月現在で36件という数字も明らかになりました。

 今日の質疑では、銀行の貸し渋りや年末に向けての資金繰りの厳しさなどについても言及があり区の対策についても問われましたが、 答弁としては現状の制度(緊急融資など)で対応していくとのこと・・・。また一方では「今後の景況について決して楽観していない。」 との判断も区側から示されました。

 大田区では向こう3年間の金利をゼロ(利子補給による)にするという新たな融資制度も11月からスタートするようです。

 今後状況によっては文京区としての景気対策が問われる場面もあるやも知れません・・・。

 今日、東証では4年8ヶ月ぶりに最安値が更新されましたが世界同時株安のこの様相のなか、連鎖はどこまで広がるのか・・・?

 予断を許さない状況です。 

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