読書の秋というけれど私の場合は、夏に読書に集中するのがここ数年の習慣になりました。
この夏のお勧めはこの2冊(写真)!!
1.「政権交代」~この国を変える~岡田克也
2.官僚国家の崩壊 中川秀直
著者はともに今後日本の政治を担うニューリーダーとして注目される2人の政治家です。
岡田氏の「政権交代」はズバリ日本の将来あるべき姿を見据え、「まじめでまともな国家」実現に向け自身の政治半生を紹介しつつ、 国民の喚起を呼び起こそうという「自叙伝風政策本」。
一方、中川氏の「官僚国家の崩壊」は政府与党・自民党の元幹事長として政治の中枢に身を置き体験した事実に基づき、 官僚に支配される日本の国の政治を憂い、「霞ヶ関主導の罠」から「政治主導の日本」へと改革を進めようと国民に訴えかける「決意と覚悟」 の書。
岡田氏・中川氏は政治的には対極にあると思われがちではありますが、2冊を読んで見ると・・・この国の将来を憂うと同時に、 現状を打破しなくてはいけないという視点からすればあながち方向性は違わないのかなぁという印象を受けました。
政治に関心のある人、ない人にかかわらず是非読んでもらいたい2冊です。