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2008年02月22日

ガソリン税も地方税に!(一般質問3日目)

14:00 本会議。 一般質問3日目です。

 今日は我が会派の山本かずひと議員が登壇しました。

 質問の冒頭、「道路特定財源制度およびガソリン税暫定税率廃止」について我が会派の意見を開陳。

①半世紀以上前にできたこの硬直的な制度を廃止する。
②道路特定財源を地方の自主財源とする。
③暫定税率を廃止しても地方の財源は確保する。
④無駄な道路と建設コストのムダをなくす。
⑤減税効果により経済を活性化する。

 以上は我が民主党が主張する道路特定財源制度改革のビジョンですが、あわせて私達はガソリン税の「地方税化」を提案します。
暫定税率は一旦廃止し一般財源化すると同時に、適正な道路整備のあり方を今一度しっかり検証すべきです。そして、 それでも必要な道路整備のために新たな負担が生じた場合には、地域住民に最も身近な地方自治体が地方税として課税できる仕組みを作ることが、 今後の「あるべき姿」だと私達は思っています。

 道路特定財源制度がこのまま存続すれば、真の地方分権改革は実現できません。

 確保された財源を地域の活性化や住民の生活向上のためにどのように使うかは、まさに地域が主体的になって決定することが重要です。

 現在、軽油取引税はすでに地方税化されています。ガソリン税の地方税化も決して絵空事(えそらごと)ではなく、 すぐにでも実現できることです。

 道路特定財源制度がこうして国民的議論になっているこの機を逃すことなく、 私達地方議員からも 自らの主張をしっかり伝えていかなければならないと強く感じています。

 

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