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2007年11月04日

作業所体験!!(荒川区にて・・・)

10:00 三河島へ。荒川区が支援する民間の知的障害者小規模作業所「ボンエルフ」 の施設公開に参加しました。

 同作業者は10数年前にすでに廃校となった荒川区立真土(まつち)小学校の教室を活用して運営されている施設(写真上)で、 現在16名の知的障害者の方々が通所で作業に従事されています。

 この小学校には他にも2つの障害者のための民間作業所・障害児の学童クラブ・高齢者大学などが併設、 空き校舎が有効に活用されています。今日はバザーと施設公開を兼ねてのイベントです。

 施設公開では私も実際に作業所内でビニールタイ作りに挑戦(写真下)・・・ビニールタイとは水道管を覆うシートのことだそうですが、 これがなかなか難しくて、ひとつ完成させるのにもかなり手こずってしまいました。 普段から馴れているということもあるのでしょうが障害者の皆さんのほうが全然手早いです。

 民間の小規模作業所にとって「作業場の確保」は大きな課題のひとつです。特に都心では家賃も高く、国や都から支給される家賃補助ではまかなう事が出来ないのが現状です。

 そのような意味で、こうして行政サイドで作業場の確保を支援していくことはとても有効であり、大切なことだと思います。 (ちなみにこの施設では家賃はゼロだそうです。)

 私も数年前の区議会の代表質問で寿会館廃止後の施設の有効活用について、 こうした障害者のための作業所やグループホームなどへの転用を区に提案しましたが、介護予防施設の設置が優先されるという経緯がありました。

 今回のこうした例を参考に再度、障害者民間事業所の作業場の確保について真剣に考えていきたいと思っています。

*写真は許可を得て撮影しています。

 

 

 

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